ブランド:
Budez CR
製造元:
Sun
エントコートEC (Entocort EC)
- 3mg
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エンテロコートEC 消化管疾患治療への応用 副腎皮質ステロイドの局所作用と安全性
Entocort-Ec(エントコート-EC)は、炎症性腸疾患、特に潰瘍性大腸炎とクローン病の治療に特化した医療用医薬品です。これらの疾患は、日本を含む世界中で多くの人々が苦しんでいる慢性的な炎症性疾患であり、患者様の日常生活に大きな影響を及ぼします。Entocort-Ecは、ブデソニドという有効成分を配合し、病変部位である腸管に直接作用することで、全身への影響を抑えながら炎症を効果的に抑制するよう設計されています。
この治療薬は、炎症性腸疾患の症状管理と寛解維持において重要な役割を果たします。特に、従来の全身性ステロイド療法で懸念される様々な副作用のリスクを軽減しつつ、患者様のQOL(生活の質)の向上を目指します。本ページでは、Entocort-Ecの作用機序、効果、安全性、そして使用に関する重要な情報について、詳細かつ包括的に解説します。皆様の疾患理解と適切な治療選択の一助となれば幸いです。
Entocort-Ec(エントコート-EC)とは?
Entocort-Ec(エントコート-EC)は、中等症の潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療に用いられる経口ステロイド製剤です。その最大の特徴は、有効成分であるブデソニドが、大腸や回腸などの炎症部位に選択的に作用するように設計されている点にあります。一般的な経口ステロイドが全身に作用し、様々な副作用を引き起こしやすいのに対し、Entocort-Ecは局所作用を最大限に高め、全身性の副作用を最小限に抑えることを目指しています。
この製剤は、特殊な放出制御システムを備えたカプセルで提供されます。カプセルは胃酸の影響を受けずに小腸まで到達し、そこで徐々にブデソニドを放出します。放出されたブデソニドは、腸管の炎症部位に直接作用し、炎症を抑制します。さらに、腸管で吸収されたブデソニドの大部分は、肝臓で速やかに代謝される(初回通過効果)ため、全身循環に入るブデソニドの量が大幅に減少します。この「局所作用」と「初回通過効果」の組み合わせが、Entocort-Ecの安全性を高める要因となっています。
Entocort-Ecは、主に炎症性腸疾患の活動期の症状を緩和し、病態を改善するために用いられますが、症状が落ち着いた後の寛解期においても、再燃を予防し、寛解を維持する目的で用いられることがあります。患者様一人ひとりの病状や治療目標に合わせて、適切な使用が検討されます。
有効成分ブデソニドの作用機序
Entocort-Ecの有効成分であるブデソニドは、合成副腎皮質ホルモン、いわゆるステロイドの一種です。ステロイドは強力な抗炎症作用を持つことで知られていますが、ブデソニドはその中でも特に、局所作用が強く、全身作用が少ないという特性を持っています。
- 強力な抗炎症作用: ブデソニドは、炎症を引き起こす様々なサイトカインや炎症メディエーターの産生を抑制し、免疫細胞の活性化を抑えることで、腸管の炎症を強力に鎮めます。これにより、腹痛、下痢、血便といった潰瘍性大腸炎やクローン病の症状の改善が期待できます。
- 高い肝初回通過効果: 経口摂取されたブデソニドは、腸管から吸収された後、肝臓で代謝酵素(CYP3A4など)によって速やかに分解されます。これにより、全身の血液循環に入るブデソニドの量が大幅に減少し、ステロイドの全身性の副作用(例:満月様顔貌、高血糖、骨粗しょう症など)のリスクが低減されます。これは、特に長期的な治療が必要な炎症性腸疾患の患者様にとって大きな利点となります。
- 局所的なターゲット放出: Entocort-Ecは、特殊な製剤技術により、有効成分であるブデソニドを病変部位である回腸末端部から大腸に選択的に放出します。これにより、必要な場所に必要な量の薬剤が届き、効率的に炎症を抑えることができます。このターゲット放出システムが、全身性ステロイドとの差別化を可能にしています。
このように、ブデソニドの持つ特性とEntocort-Ecの特殊な製剤技術の組み合わせにより、炎症性腸疾患の治療において、高い有効性と優れた安全性プロファイルを両立させています。
治療対象となる疾患:潰瘍性大腸炎とクローン病
Entocort-Ecは、主に潰瘍性大腸炎とクローン病という二つの炎症性腸疾患の治療に用いられます。これらの疾患は、消化管に慢性的な炎症が生じる病気であり、日本の医療現場においても、患者様の生活の質に大きな影響を与える疾患として認識されています。
潰瘍性大腸炎について
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症や潰瘍が生じる疾患で、主に直腸から連続的に広がる特徴があります。主な症状としては、腹痛、頻回の下痢、血便、発熱、体重減少などがあります。症状の程度は軽症から重症まで様々で、症状が落ち着く「寛解期」と悪化する「再燃期」を繰り返すことが多いです。Entocort-Ecは、特に軽症から中等症の潰瘍性大腸炎において、炎症を抑制し、症状の改善や寛解導入を目的として使用されます。局所的な炎症をターゲットにすることで、全身的なステロイド治療で懸念される副作用を避けつつ、効果的な治療を目指します。
クローン病について
クローン病は、口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に炎症が生じる可能性のある疾患ですが、特に小腸の回腸末端部や大腸に好発します。炎症は、消化管の壁の深い層にまで及び、病変が飛び飛びに存在する「非連続性病変」が特徴です。症状は、腹痛、下痢、体重減少、発熱、全身倦怠感、貧血などが挙げられます。また、痔瘻や肛門周囲膿瘍といった肛門病変を合併することもあります。Entocort-Ecは、回腸末端部や上行結腸に病変が集中する軽症から中等症のクローン病患者様において、炎症を抑え、症状をコントロールするために使用されます。Entocort-Ecのターゲット放出システムは、これらの病変部位に効率的にブデソニドを届けることに優れています。
これらの疾患の治療において、Entocort-Ecは、患者様の病態や活動期・寛解期の状態に応じて、他の治療薬と併用されることもあります。個々の患者様に最適な治療戦略を立てる上で、重要な選択肢の一つとなっています。
Entocort-Ecの主な利点と特徴
炎症性腸疾患の治療において、Entocort-Ecが持つ独自の利点は多岐にわたります。これらの特徴は、患者様の治療成績の向上と生活の質の維持に貢献します。
- 局所作用による高い安全性プロファイル: Entocort-Ecの最大の特長は、有効成分ブデソニドが炎症部位である腸管に直接作用し、全身への影響を最小限に抑えることです。これにより、従来の全身性ステロイド療法でしばしば見られる満月様顔貌、中心性肥満、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、感染症リスクの増加といった全身性の副作用のリスクが大幅に軽減されます。長期的な治療が必要な慢性疾患において、この安全性は患者様にとって非常に大きなメリットとなります。
- 効果的な抗炎症作用: 局所作用に特化しているとはいえ、ブデソニド自体の抗炎症作用は非常に強力です。そのため、潰瘍性大腸炎やクローン病の活動期における腹痛、下痢、血便などの症状を効果的に緩和し、炎症を鎮めることで、病態の改善を促進します。これにより、患者様の苦痛を軽減し、速やかな症状コントロールに寄与します。
- 寛解導入と寛解維持への貢献: Entocort-Ecは、活動期の症状を抑え、病気を寛解状態へ導く「寛解導入」に用いられるだけでなく、症状が落ち着いた「寛解期」において、病気の再燃を防ぎ、その状態を長く維持するための「寛解維持」にも貢献します。病気の再燃は患者様のQOLを著しく低下させるため、寛解を維持することは治療において非常に重要です。
- 服用しやすい剤形: 経口カプセルであるため、注射など他の剤形に比べて患者様にとって服用しやすいという利点があります。日常生活の中で治療を継続しやすいことは、アドヒアランス(服薬遵守)の向上につながり、治療効果を最大限に引き出す上で重要です。
- 治療選択肢の拡大: 従来のステロイド治療では副作用が懸念され、使用が制限されるケースもありました。Entocort-Ecは、その優れた安全性プロファイルから、より多くの患者様にとって新たな治療選択肢を提供し、個々の患者様の病態やニーズに合わせた、よりパーソナライズされた治療計画の構築を可能にします。特に、日本の医療現場において、副作用の少ない効果的な治療法は常に求められています。
これらの利点により、Entocort-Ecは炎症性腸疾患患者様の症状緩和、病態改善、そして何よりも生活の質の向上に大きく貢献する薬剤として位置づけられています。
服用方法と使用上の注意
Entocort-Ecの服用方法は、患者様の疾患の種類、症状の重症度、年齢、体重などによって異なります。必ず医療専門家の指示に従い、処方された用法・用量を厳守してください。
- 一般的な服用方法: 通常、1日1回経口で服用します。カプセルは噛まずに、水と一緒に丸ごと服用してください。カプセルを噛んだり砕いたりすると、薬剤の放出制御システムが損なわれ、効果が低下したり、副作用のリスクが増加する可能性があります。
- 食事との関係: 食事の有無に関わらず服用できますが、特定の指示がある場合はそれに従ってください。
- 服用の中断について: 症状が改善したからといって、自己判断で服用を中止しないでください。ステロイド製剤は、急に中止すると離脱症状が出たり、病状が悪化したりする可能性があります。服用の中止や減量が必要な場合は、必ず医療専門家と相談し、段階的に行う必要があります。
- 飲み忘れた場合: 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は服用せず、次の服用時間から通常通り服用してください。2回分を一度に服用することは避けてください。
- 過量服用した場合: 誤って指示された量より多く服用してしまった場合は、速やかに医療専門家に連絡してください。
Entocort-Ecは、特定の疾患の治療に特化した薬剤です。他の目的で使用したり、他人と共有したりすることは絶対に避けてください。また、お子様の手の届かない場所に保管し、高温多湿や直射日光を避けてください。
Entocort-Ecの製品特性
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | Entocort-Ec(エントコート-EC) |
| 有効成分 | ブデソニド |
| 製薬会社 | アストラゼネカ(または主要な販売元、現時点での最新情報に基づく) ※製品の製造元・販売元は時期や地域により異なる場合があります。 |
| 剤形 | 腸溶性徐放カプセル |
| 効能・効果 | 潰瘍性大腸炎(活動期、軽症から中等症) クローン病(活動期、軽症から中等症、特に回腸末端部・上行結腸病変) 寛解維持期の使用が検討される場合もあります。 |
| 作用機序 | 腸管局所作用型ステロイド。 有効成分ブデソニドが腸管の炎症部位に選択的に放出され、強力な抗炎症作用を発揮。 肝臓での初回通過効果により、全身性の副作用を低減。 |
| 保管方法 | 室温保存、直射日光・湿気を避け、密閉して保管。 小児の手の届かない場所に保管してください。 |
| 主な副作用 | 軽度の消化器症状(腹痛、悪心など)、頭痛、不眠、ニキビなど。 全身性ステロイドと比較して、全身性の副作用(満月様顔貌、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症など)の発現リスクは低いですが、全くないわけではありません。 詳細については医療専門家にご相談ください。 |
Entocort-Ecの副作用と注意点
Entocort-Ecは、全身性ステロイドと比較して副作用のリスクが低いとされていますが、全く副作用がないわけではありません。どのような医薬品にも潜在的な副作用は存在するため、注意深く観察し、異変を感じた場合は速やかに医療専門家に相談することが重要です。
主な副作用
- 消化器系: 腹痛、悪心、消化不良、鼓腸、便秘、下痢などが報告されています。これらは、薬剤が腸管に直接作用することに関連している場合や、病気そのものの症状と区別が難しい場合もあります。
- 神経系: 頭痛、めまい、不眠症などが現れることがあります。精神神経症状として、まれに気分の変化、不安、うつ状態などが報告されることもあります。
- 皮膚: ニキビ、発疹、皮膚の乾燥などが起こることがあります。
- その他: 疲労感、筋力低下、動悸、関節痛などが報告されることもあります。
これらの副作用は、通常軽度で一時的なものであることが多いですが、症状が持続したり悪化したりする場合は、医療専門家に相談してください。
全身性ステロイド作用に関連する副作用(リスク低減されているが注意が必要なもの)
Entocort-Ecは全身作用が少ないように設計されていますが、完全にゼロではありません。そのため、長期使用や高用量使用の場合、あるいは患者様の感受性によっては、以下の全身性ステロイド作用に関連する副作用が現れる可能性もわずかながらあります。
- 副腎皮質機能の抑制: 長期使用により、体自身の副腎皮質ホルモン産生機能が抑制されることがあります。急な中止は避けるべきです。
- 感染症: 免疫抑制作用があるため、感染症にかかりやすくなる、あるいは感染症が悪化する可能性があります。特に水痘や麻疹などのウイルス感染症には注意が必要です。
- 高血糖・糖尿病: 血糖値が上昇することがあります。糖尿病の既往がある方や糖尿病を発症しやすい方は、定期的な血糖値のモニタリングが重要です。
- 骨粗しょう症: 長期使用により、骨密度が低下し、骨粗しょう症のリスクが高まる可能性があります。
- 眼科的症状: 緑内障や白内障の発症・悪化、眼圧上昇などがまれに報告されています。
- 精神症状: 不眠、気分の変化、興奮、うつ状態などが見られることがあります。
服用上の注意
- 既往歴のある方: 緑内障、白内障、高血圧、糖尿病、精神疾患、感染症、骨粗しょう症、肝機能障害、腎機能障害など、特定の疾患をお持ちの方は、服用前に必ず医療専門家にお伝えください。
- 妊娠中・授乳中の方: 妊娠中または授乳中の方は、服用前に医療専門家と相談し、ベネフィットとリスクを慎重に検討する必要があります。
- 小児・高齢者: 小児や高齢者への使用については、医療専門家の指示に厳密に従ってください。
- 薬物相互作用: ブデソニドは肝臓の酵素(CYP3A4)で代謝されるため、CYP3A4を阻害する薬剤(例:イトラコナゾール、クラリスロマイシン、グレープフルーツジュースなど)と併用すると、ブデソニドの血中濃度が上昇し、副作用のリスクが高まる可能性があります。服用中の他の薬剤がある場合は、必ず医療専門家にお伝えください。
- ワクチン接種: ステロイド治療中は、生ワクチンの接種を避けるべき場合があります。不活化ワクチンについても、効果が減弱する可能性があります。ワクチン接種を検討している場合は、医療専門家に相談してください。
これらの情報に加え、医療専門家から提供される指示や注意喚起に常に従い、疑問点があれば遠慮なく質問するようにしてください。安全かつ効果的な治療のためには、患者様ご自身による理解と医療機関との連携が不可欠です。
よくあるご質問(Q&A)
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Q1: Entocort-Ecはどのような病気に使われるのですか?
A1: Entocort-Ecは、主に潰瘍性大腸炎とクローン病という二つの炎症性腸疾患の治療に用いられます。これらの疾患は、消化管に慢性的な炎症が生じるもので、Entocort-Ecは特に軽症から中等症の活動期における炎症の抑制と症状の緩和を目的としています。また、症状が落ち着いた後の寛解維持にも使用が検討されることがあります。
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Q2: 他のステロイド薬と比べて、Entocort-Ecの利点は何ですか?
A2: Entocort-Ecの最大の利点は、有効成分であるブデソニドが腸管の炎症部位に直接作用し、全身への影響を大幅に抑えるように設計されている点です。これにより、一般的な全身性ステロイドで問題となる満月様顔貌、高血糖、骨粗しょう症などの全身性の副作用のリスクを軽減しながら、炎症を効果的に抑えることができます。これは、長期的な治療が必要な炎症性腸疾患の患者様にとって大きなメリットとなります。
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Q3: 服用を始めてからどのくらいで効果が現れますか?
A3: 効果が現れるまでの期間は個人差がありますが、通常は数日から1週間程度で症状の改善が感じられることがあります。ただし、完全に症状が落ち着き、炎症が抑制されるまでにはもう少し時間がかかる場合もあります。効果を実感できない場合や症状が悪化する場合は、医療専門家にご相談ください。
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Q4: 症状が良くなったら、服用を中止しても良いですか?
A4: いいえ、自己判断で服用を中止しないでください。ステロイド製剤は、急に中止するとリバウンドによって症状が悪化したり、離脱症状が現れたりする可能性があります。服用の中止や減量が必要な場合は、必ず医療専門家の指示に従い、段階的に行う必要があります。
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Q5: 飲み忘れてしまった場合はどうすれば良いですか?
A5: 飲み忘れたことに気がついた時点で、できるだけ早く1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は服用せず、次の服用時間から通常通り服用してください。決して2回分を一度に服用することは避けてください。
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Q6: 他の薬と一緒に服用しても大丈夫ですか?
A6: Entocort-Ecは他の薬と相互作用を起こす可能性があります。特に、肝臓でブデソニドの代謝を阻害する可能性のある薬(例:一部の抗真菌薬、抗生物質など)やグレープフルーツジュースとの併用には注意が必要です。現在服用している全ての薬やサプリメントを、医療専門家に必ずお伝えください。
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Q7: 食事に特別な制限はありますか?
A7: Entocort-Ecの服用自体に特定の食事制限はありませんが、炎症性腸疾患の治療では、一般的に病状を悪化させないための食事管理が重要とされています。高脂肪食や食物繊維の過剰摂取が症状を悪化させる場合もあります。また、グレープフルーツジュースはEntocort-Ecの血中濃度を上昇させる可能性があるため、摂取を避けるよう推奨されることがあります。具体的な食事については、栄養士や医療専門家にご相談ください。
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Q8: 妊娠中や授乳中に服用しても安全ですか?
A8: 妊娠中や授乳中のEntocort-Ecの服用については、治療の有益性がリスクを上回ると判断された場合にのみ慎重に検討されます。動物実験では胎児への影響が報告されており、ヒトでの安全性は確立されていません。必ず服用前に、主治医や薬剤師と相談し、ご自身の状況を詳しく説明してください。自己判断での服用は絶対に避けてください。
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Q9: どのような副作用に注意すれば良いですか?
A9: Entocort-Ecは全身性ステロイドと比較して副作用が少ないですが、腹痛、悪心、頭痛、不眠、ニキビなどの比較的軽度な副作用が報告されています。まれに、副腎皮質機能の抑制、感染症への感受性増加、高血糖、骨粗しょう症、精神症状などの全身性ステロイド作用に関連する副作用も起こり得ます。これらの症状が現れたり、気になる症状がある場合は、すぐに医療専門家にご連絡ください。
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Q10: Entocort-Ecはすべての炎症性腸疾患の患者に適していますか?
A10: Entocort-Ecは、特に軽症から中等症の潰瘍性大腸炎およびクローン病、特に回腸末端部や上行結腸に病変がある場合に有効性が期待されます。重症の患者様や、他の部位に広範な病変がある患者様には、他の治療法が選択されることもあります。ご自身の病状にEntocort-Ecが適しているかどうかは、必ず医療専門家による診断と判断が必要です。
Entocort-Ec(エントコート-EC)は、炎症性腸疾患、特に潰瘍性大腸炎とクローン病の患者様にとって、有効性と安全性のバランスに優れた重要な治療選択肢の一つです。局所作用により全身性の副作用リスクを軽減しながら、炎症を効果的にコントロールし、患者様の症状改善とQOL向上に貢献します。
本ページに記載された情報は、Entocort-Ecに関する一般的な知識を提供するものであり、個別の医療アドバイスに代わるものではありません。ご自身の病状や治療についてご不明な点がある場合は、必ず医療専門家(医師や薬剤師)にご相談ください。適切な診断と治療計画のもとで、安全かつ効果的に本剤をご利用いただくことが、皆様の健康な生活を取り戻すための第一歩となります。

