ブランド:
Formost
製造元:
German Remedies
デュレラ (Dulera)
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デュレラが変える喘息とCOPDの治療戦略 症状管理とQOL改善を促進する新たな選択肢
このページでは、喘息および慢性閉塞性肺疾患(COPD)の維持療法に用いられる吸入薬、デュレラ(有効成分:モメタゾンフランカルボン酸エステル、ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、その作用機序、効果、適切な使用方法、注意点などを詳細に解説します。呼吸器疾患に悩む日本の多くの人々にとって、日々の生活の質を向上させる重要な薬剤の一つです。
デュレラは、気道の炎症を抑えるステロイド成分と、気管支を広げる成分を組み合わせた配合吸入薬であり、長期的な呼吸機能の維持に貢献します。本解説を通して、患者様ご自身やご家族がデュレラをより深く理解し、安心して治療に取り組むための一助となれば幸いです。
デュレラとは?
デュレラは、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状を長期的に管理するために設計された吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作用型β2刺激薬(LABA)の配合剤です。この薬剤は、気道に直接作用することで、全身への影響を最小限に抑えつつ、効果的に呼吸器症状を改善します。日本では、気管支喘息および慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性疾患の維持療法に用いられています。
主な有効成分は以下の二つです。
- モメタゾンフランカルボン酸エステル:これは強力な吸入ステロイドであり、気道の炎症を抑えることで、喘息発作やCOPDの症状悪化の頻度と重症度を軽減します。炎症は気道の過敏性を高め、気道の狭窄を引き起こす主要な原因であるため、この成分は疾患の根本的な管理に不可欠です。
- ホルモテロールフマル酸塩水和物:これは長時間作用型β2刺激薬であり、気管支を長時間にわたって拡張させることで、息苦しさや咳といった症状を和らげます。気管支の平滑筋に作用し、収縮を抑制することで、空気の流れを改善します。
これら二つの成分が相乗的に作用することで、デュレラは喘息やCOPDの患者様がより楽に呼吸できるようサポートし、日々の生活の質を高めることを目指します。定期的な使用により、症状のコントロールを維持し、急性増悪のリスクを低減することが期待されます。
作用機序:炎症抑制と気管支拡張の二重効果
デュレラの治療効果は、その二つの有効成分が持つ異なる、しかし相補的な作用機序に基づいています。
モメタゾンフランカルボン酸エステルによる炎症抑制
モメタゾンフランカルボン酸エステルは、合成コルチコステロイドの一種であり、強力な抗炎症作用を発揮します。この成分が気道に吸入されると、気道の粘膜細胞に存在する特定の受容体(グルココルチコイド受容体)に結合します。これにより、炎症を引き起こす様々なサイトカインやケモカインの産生が抑制され、気道における炎症反応が鎮静化されます。
具体的には、
- 気道粘膜の浮腫(むくみ)を軽減します。
- 気道の過剰な粘液分泌を減少させます。
- 気道の過敏性(刺激に対して気管支が収縮しやすくなる状態)を低下させます。
- 炎症細胞(好酸球、リンパ球、肥満細胞など)の活性を抑制し、気道への浸潤を減少させます。
これらの作用により、喘息では気道の慢性的な炎症がコントロールされ、発作の頻度と重症度が減少します。COPDにおいても、気道の炎症が症状悪化の一因となるため、この抗炎症作用は症状の管理に役立ちます。
ホルモテロールフマル酸塩水和物による気管支拡張
ホルモテロールフマル酸塩水和物は、長時間作用型β2刺激薬(LABA)として知られています。この成分は、気管支の平滑筋細胞に存在するβ2アドレナリン受容体に選択的に結合し、これを刺激します。β2受容体の刺激は、アデニル酸シクラーゼという酵素を活性化させ、細胞内のサイクリックAMP(cAMP)濃度を上昇させます。cAMPの増加は、平滑筋の弛緩を促進し、気管支を拡張させる効果をもたらします。
ホルモテロールの特長は、その作用発現が比較的速く、かつ効果が長時間持続することです(通常12時間)。これにより、
- 気道の狭窄を速やかに緩和し、呼吸を楽にします。
- 日中の息苦しさや夜間の咳を軽減します。
- 運動時の呼吸困難感を和らげます。
デュレラでは、これら二つの成分がそれぞれの特性を活かし、気道の炎症を根本から抑えつつ、症状を速やかに、かつ持続的に緩和するという相乗効果を発揮します。これにより、喘息やCOPDの患者様の呼吸機能と生活の質が大きく改善されることが期待されます。
治療対象疾患:喘息とCOPDへの適用
デュレラは、その優れた抗炎症作用と気管支拡張作用により、主に二つの主要な呼吸器疾患の維持療法に用いられます。これらの疾患は、いずれも気道の炎症や閉塞が特徴であり、デュレラの二重作用が効果的に働きます。
喘息
喘息は、気道の慢性的な炎症と気道過敏性によって引き起こされる疾患で、気道が狭くなり、咳、喘鳴(ぜんめい)、息苦しさ、胸の圧迫感などの症状を繰り返します。これらの症状は、アレルゲン、冷たい空気、運動、感染症など様々な誘因によって悪化することがあります。
デュレラのモメタゾンフランカルボン酸エステルは、気道の炎症を強力に抑制し、気道過敏性を低下させることで、喘息発作の頻度と重症度を減少させます。また、ホルモテロールフマル酸塩水和物は、気管支を拡張させ、呼吸を楽にする効果を発揮します。この二つの成分の組み合わせにより、デュレラは喘息の長期管理において、症状を効果的にコントロールし、患者様のQOL(生活の質)を向上させることが期待されます。
特に、中等症から重症の喘息患者様で、吸入ステロイド薬単独では症状が十分にコントロールできない場合に、デュレラのようなICS/LABA配合剤が推奨されることがあります。定期的な使用により、喘息の急性増悪を防ぎ、肺機能の維持に貢献します。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、主に喫煙によって引き起こされる進行性の肺疾患で、気流閉塞を特徴とします。具体的には、慢性気管支炎(気道の炎症と粘液過分泌)と肺気腫(肺胞の破壊)が合併して起こることが多く、持続的な咳、痰、息切れが主な症状です。症状は徐々に進行し、日常生活に大きな影響を及ぼします。
デュレラは、COPDの維持療法においても重要な役割を果たします。ホルモテロールフマル酸塩水和物による気管支拡張作用は、狭くなった気道を広げ、息苦しさを軽減し、呼吸機能を改善します。これにより、患者様はより楽に活動できるようになり、運動耐容能の向上が期待できます。
また、モメタゾンフランカルボン酸エステルによる抗炎症作用は、COPDにおける気道の炎症を抑えることで、症状の悪化(急性増悪)の頻度を減少させる効果が示されています。COPDの急性増悪は、入院や死亡のリスクを高めるため、これを防ぐことは非常に重要です。デュレラは、中等症から重症のCOPD患者様で、増悪の既往がある場合や、気道閉塞が顕著な場合に、その症状管理と増悪予防のために使用されることがあります。
いずれの疾患においても、デュレラは症状の「長期的なコントロール」を目的とした薬剤であり、急な発作や症状悪化を速やかに緩和するための「頓服薬」ではないことを理解しておくことが重要です。定期的な使用が、最適な治療効果を得る鍵となります。
デュレラの特性とメリット
デュレラは、喘息とCOPDの治療において多くの利点を提供します。その主な特性とメリットは以下の通りです。
- 二重作用による包括的治療: 炎症を抑える吸入ステロイド(ICS)と気管支を拡張する長時間作用型β2刺激薬(LABA)の二つの有効成分を組み合わせることで、気道の根本的な炎症と、その結果生じる気管支収縮の両方にアプローチします。これにより、症状の改善だけでなく、疾患の進行抑制にも貢献します。
- 優れた症状コントロール: 定期的に使用することで、喘息の咳、喘鳴、息苦しさなどの発作症状の頻度と重症度を軽減し、COPDの息切れを和らげます。これにより、患者様の日々の生活の質が大きく向上します。
- 急性増悪のリスク低減: 気道の炎症を効果的に抑えることで、喘息やCOPDの急性増悪(症状が急激に悪化する状態)のリスクを低減します。増悪は、入院や全身ステロイド薬の使用を必要とすることがあり、これを防ぐことは治療において非常に重要です。
- 一日一回または二回の利便性: 薬剤の種類や患者様の状態によりますが、デュレラは通常、一日一回または二回の吸入で効果が持続するため、治療のコンプライアンス(服薬順守)を高めやすいという利点があります。
- 気道への直接作用: 吸入薬であるため、有効成分が直接気道に到達し、全身への影響を最小限に抑えつつ効果を発揮します。これにより、全身性のステロイド薬に比べて副作用のリスクが低いとされています。
- 日本での豊富な使用実績: 日本の医療現場においても広く利用されており、その有効性と安全性が多くの患者様で確認されています。
これらの特性とメリットにより、デュレラは喘息およびCOPDの長期管理において、患者様がより安定した呼吸状態を維持し、活動的な日常生活を送るための強力なサポートツールとなり得ます。
デュレラの特性一覧
以下に、デュレラの主要な特性をまとめた表を示します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | デュレラ(Dulera) |
| 有効成分 | モメタゾンフランカルボン酸エステル ホルモテロールフマル酸塩水和物 |
| 分類 | 吸入ステロイド薬(ICS)と 長時間作用型β2刺激薬(LABA)の配合剤 |
| 効能・効果 | 気管支喘息 慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性疾患の維持療法 |
| 剤形 | 定量噴霧式吸入器(MDI) |
| 作用機序 | モメタゾン:気道の炎症抑制 ホルモテロール:気管支の長時間拡張 |
| 投与経路 | 吸入 |
| 主なメリット | 二重作用による強力な症状コントロール 急性増悪リスクの低減 QOLの向上 |
| 使用頻度(一般的) | 通常1日1回または2回(医師の指示に従う) |
適切な使用方法と注意点
デュレラは、その効果を最大限に引き出し、かつ安全に使用するために、正しい方法で吸入することが非常に重要です。誤った吸入方法は、薬剤が気道に十分に届かず、効果が薄れてしまう原因となります。また、いくつかの重要な注意点も理解しておく必要があります。
正しい吸入方法
デュレラは、定量噴霧式吸入器(MDI)と呼ばれるタイプの吸入器です。正確な吸入方法については、必ず医療従事者からの指導を受け、添付文書をよく読んで実践してください。以下に一般的な吸入のステップを記載しますが、これは一般的な情報であり、個別の指導が最も重要です。
- 吸入器をよく振る。
- 息をゆっくりと最後まで吐き出す。
- マウスピースを口にくわえ、唇でしっかり密着させる。
- 吸入器を押し込みながら、深くゆっくりと息を吸い込む。
- 吸入後、数秒間(可能であれば10秒程度)息を止める。
- ゆっくりと息を吐き出す。
- 吸入後、うがいをして口の中をすすぐ。(ステロイド成分による口腔カンジダ症などの副作用予防のため)
特に、吸入器を押し込むタイミングと息を吸い込むタイミングを合わせることが重要です。タイミングが難しい場合は、スペーサーと呼ばれる補助器具の使用が推奨されることがあります。スペーサーを使用することで、薬剤の吸入がより容易になり、肺への薬剤到達効率が高まります。
用法・用量
デュレラの用法・用量は、患者様の疾患の種類(喘息かCOPDか)、症状の重症度、年齢などによって異なります。必ず医師の指示に従い、指定された回数と量を守って使用してください。自己判断で用量を変更したり、使用を中止したりしないでください。
飲み忘れた場合
もし吸入するのを忘れてしまった場合は、気づいた時点でできるだけ早く吸入してください。ただし、次の吸入時間が近い場合は、忘れた分は吸入せず、次の通常の時間に1回分を吸入してください。決して2回分を一度に吸入しないでください。定期的な吸入が治療の鍵となりますので、できるだけ忘れずに吸入するよう心がけましょう。
デュレラは「頓服薬」ではない
デュレラは、喘息やCOPDの症状を長期的に管理するための維持療法薬であり、急な発作や息苦しさの増悪時に使用する「頓服薬(緊急時のリリーバー)」ではありません。急な症状の悪化や発作時には、速効性のある短時間作用型β2刺激薬(SABA)などの頓服薬を使用する必要があります。デュレラを頓服薬として使用することは、病状の悪化につながる可能性があるため、絶対に避けてください。頓服薬が必要な頻度が増えてきた場合は、病状が悪化している兆候であるため、速やかに医師に相談してください。
起こりうる副作用について
全ての医薬品と同様に、デュレラも副作用を引き起こす可能性があります。ほとんどの副作用は軽度で一時的なものですが、中には注意が必要なものもあります。気になる症状が現れた場合は、速やかに医師または薬剤師に相談してください。主な副作用は以下の通りです。
- 口腔カンジダ症(口内炎のようなもの): 吸入ステロイド薬の一般的な副作用で、口の中や喉に白い斑点ができることがあります。これを防ぐため、吸入後は必ずうがいをして口の中をすすいでください。
- 嗄声(声枯れ): 喉への刺激により声がかすれることがあります。これも、うがいをすることで軽減できる場合があります。
- 咽頭刺激感、咳: 吸入時に喉の痛みや刺激感、咳が出ることがあります。
- 動悸、頻脈、手の震え: ホルモテロールのβ2刺激作用により、心臓に影響が出たり、手の震えが起こることがあります。通常は一時的なものですが、症状が続く場合は医師に相談してください。
- 頭痛、めまい: これらの症状が報告されることがあります。
- 不眠: β2刺激薬の影響で、夜間の吸入後に眠りにくくなることがあります。
稀にではありますが、以下の重篤な副作用にも注意が必要です。
- アナフィラキシー: 非常に稀ですが、じんましん、呼吸困難、顔や喉の腫れなど、重度のアレルギー反応が現れることがあります。
- 低カリウム血症: 特に他の薬剤との併用や重篤な疾患がある場合、カリウム値が低下することがあります。
- 副腎機能抑制: 長期間、高用量の吸入ステロイド薬を使用した場合、副腎の機能が低下することがあります。これにより、疲労感、体重減少、吐き気などの症状が現れることがあります。定期的な診察でチェックされます。
- 緑内障、白内障: 長期的なステロイドの使用は、眼圧の上昇や白内障のリスクをわずかに高める可能性があります。定期的な眼科検診が推奨される場合があります。
これらの副作用は全ての人に現れるわけではありませんが、ご自身の体調の変化には常に注意を払い、異常を感じたらすぐに医療機関に連絡することが重要です。
重要な使用上の注意と禁忌
デュレラを安全かつ効果的に使用するためには、以下の重要な注意点を理解し、遵守することが不可欠です。
- 急性発作時の使用不可: 上述の通り、デュレラは喘息やCOPDの急性発作を緩和するための救急薬ではありません。急な息苦しさや発作時には、速効性のある短時間作用型β2刺激薬(SABA)を使用してください。デュレラの発作時使用は、病状の適切な管理を妨げ、危険な状況を招く可能性があります。
- 用法・用量の厳守: 医師から指示された用法・用量を必ず守り、自己判断で吸入回数や量を増減しないでください。特に、効果が感じられないからといって吸入量を増やしたり、調子がよいからといって減らしたりすることは、症状の悪化や副作用のリスクを高める可能性があります。
- うがいの徹底: 吸入後には必ず口をすすぎ、うがいをしてください。これは、口腔カンジダ症(口の中にカビが生える症状)や嗄声(声枯れ)といった吸入ステロイド薬に特有の局所的な副作用を予防するために非常に重要です。
- 基礎疾患や併用薬の報告: 現在治療中の病気(特に心疾患、高血圧、糖尿病、甲状腺機能亢進症、緑内障、結核など)や、使用中の他の薬剤(特に他のβ2刺激薬、ステロイド薬、抗不整脈薬、抗うつ薬など)がある場合は、必ず医師または薬剤師に伝えてください。これらの中には、デュレラの効果に影響を与えたり、副作用を増強したりする可能性があります。
- 特定の人々への注意:
- 高齢者: 高齢者では生理機能が低下していることが多いため、副作用が発現しやすい可能性があります。慎重な投与が必要です。
- 妊娠中・授乳中の女性: 妊娠中や授乳中にデュレラを使用する場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用されます。必ず医師に相談してください。
- 小児: 小児への投与は、その安全性と有効性が確立されていない場合があります。医師の指示に厳密に従ってください。
- 効果発現までの期間: デュレラの完全な効果が現れるまでには、数日かかることがあります。効果がすぐに現れないからといって自己判断で中止せず、定期的に使用を継続してください。
デュレラは、適切な知識と注意のもとで使用すれば、喘息およびCOPDの症状を効果的に管理し、生活の質を向上させる非常に有用な薬剤です。しかし、その強力な効果ゆえに、誤った使用はリスクを伴います。常に医療従事者との緊密な連携を保ち、不明な点は積極的に質問するようにしてください。
保管方法
デュレラの吸入器は、直射日光や高温多湿を避け、室温で保管してください。小児の手の届かない場所に保管することも重要です。また、凍結させないでください。使用期限が過ぎた薬剤は使用せず、適切に廃棄してください。
医療専門家との連携の重要性
デュレラによる治療は、医師、薬剤師、看護師などの医療専門家との密接な連携のもとで行われるべきです。患者様は、ご自身の症状の変化、副作用の有無、他の疾患や服用中の薬剤に関する情報などを、定期的に医療専門家に伝えることが非常に重要です。これにより、最適な治療計画が立てられ、必要に応じて薬剤の調整が行われます。自己判断での治療中断や変更は、病状の悪化を招く可能性があるため、絶対に避けてください。定期的な診察と適切な情報共有が、成功する呼吸器疾患管理の鍵となります。
よくあるご質問
デュレラは、吸入後すぐに効果が現れますか?
デュレラに含まれるホルモテロールは、比較的速効性があり、吸入後数分から効果が感じられることがあります。しかし、主な目的は喘息やCOPDの長期的な管理であり、気道の炎症を抑えるモメタゾンの効果が完全に現れるまでには数日かかることがあります。そのため、即効性を期待する頓服薬としてではなく、症状を安定させるための維持療法薬として定期的に使用することが非常に重要です。
吸入後、うがいはなぜ必要ですか?
吸入後には必ずうがいをしてください。これは、吸入ステロイド成分であるモメタゾンが口や喉に残ることで起こりうる、口腔カンジダ症(口の中の真菌感染症)や嗄声(声枯れ)といった局所的な副作用を予防するためです。うがいをすることで、これらの副作用のリスクを大幅に減らすことができます。
デュレラの使用を忘れてしまった場合、どうすればよいですか?
もし吸入するのを忘れてしまった場合は、気づいた時点でできるだけ早く吸入してください。ただし、次の吸入時間が近い場合は、忘れた分は吸入せず、次の通常の時間に1回分を吸入してください。決して2回分を一度に吸入しないでください。定期的な吸入が最も効果的ですので、可能な限り忘れずに使用しましょう。
子供が使用しても大丈夫ですか?
デュレラの小児への投与は、年齢や症状の重症度に応じて医師が慎重に判断します。一般的に、小児に対する安全性と有効性については、成人とは異なる検討が必要です。必ず医師の指示に従い、勝手に使用させたり、用量を変更したりしないでください。
デュレラを吸入している間、他の喘息やCOPDの薬も続けてもよいですか?
他の喘息やCOPDの薬(例えば、頓服薬や別の維持療法薬、経口薬など)を使用している場合は、必ず医師にその旨を伝えてください。併用によって薬の効果が強くなりすぎたり、副作用が増強されたりする可能性があります。医師の指示なく、ご自身の判断で他の薬の使用を中止したり、開始したりしないでください。
デュレラで喘息やCOPDが完治しますか?
デュレラは喘息やCOPDの症状を効果的に管理し、病状を安定させるための薬剤ですが、これらの疾患そのものを「完治」させるものではありません。喘息は慢性的な炎症性疾患であり、COPDは進行性の疾患です。デュレラを継続的に使用することで、症状をコントロールし、生活の質を向上させ、急性増悪のリスクを低減することができます。治療は長期にわたって継続することが一般的です。
吸入器が空になったかどうかの見分け方はありますか?
デュレラの定量噴霧式吸入器(MDI)には、残りの吸入回数を示すカウンターが搭載されている製品が多くあります。カウンターの表示を確認することで、残りの吸入回数を把握できます。カウンターがゼロになったら、薬剤が空になった合図ですので、新しい吸入器に交換してください。カウンターがない場合や残量が不明な場合は、医療機関や薬剤師に相談してください。
運動する前に吸入すべきですか?
医師の指示によりますが、デュレラは通常、定期的な維持療法として使用されるため、特定の運動前に吸入する必要はありません。運動誘発喘息の症状を予防する目的で、運動前に頓服薬(短時間作用型β2刺激薬)を使用する場合があります。デュレラは運動誘発喘息の症状を直接的に速やかに緩和するものではないため、ご自身の状態に合わせて医師に相談し、適切な吸入スケジュールや頓服薬の使用について確認してください。
長期使用した場合、副作用は増えますか?
デュレラは長期的に使用されることを前提とした薬剤ですが、吸入ステロイド成分が含まれているため、長期高用量使用によって全身性の副作用(例:副腎機能抑制、骨密度の低下、眼圧の上昇など)のリスクがわずかに高まる可能性はあります。しかし、吸入薬は全身への影響が少ないように設計されており、医師は定期的な診察でこれらの副作用に注意を払います。メリットとリスクを考慮し、常に最小有効量で最大限の効果が得られるよう調整されますので、医師の指示に従って安全に使用を続けてください。
この情報が、デュレラについて深く理解するための一助となれば幸いです。ご自身の健康に関わるご質問は、必ず医療専門家にご相談ください。

