ブランド:
Ciplin DS / Antrima
製造元:
Cipla Limited / Nicholas Piramal India Ltd.
以下として知られている:
Bactramin / Baktar
バクトリム (Bactrim)
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バクトリム複合薬 その作用原理と広範な細菌性疾患に対する治療現場での活用事例
バクタは、二つの強力な抗菌成分、スルファメトキサゾールとトリメトプリムを組み合わせた複合抗菌薬です。このユニークな配合により、幅広い種類の細菌感染症に対して高い有効性を示します。日本を含む世界中で、その効果と安全性が確立され、多くの患者さんの治療に貢献しています。
このページでは、バクタの作用機序、適応症、正しい使い方、考えられる副作用、そして使用上の注意点について詳しく解説します。感染症治療におけるバクタの役割を深く理解し、適切な情報に基づいて安全にご利用いただくための一助となれば幸いです。
バクタとは何か?その作用機序と広範な効果
バクタは、相乗効果を発揮する二つの有効成分、スルファメトキサゾールとトリメトプリムを主成分とする合剤です。これら二つの成分は、細菌が増殖するために不可欠な葉酸の合成経路の異なる段階を阻害することで、強力な抗菌作用を発揮します。
葉酸合成阻害による強力な抗菌作用
細菌は、自身のDNAやRNAを合成するために、葉酸(テトラヒドロ葉酸)を自ら作り出す必要があります。ヒトは食事から葉酸を摂取するため、この合成経路を持っていません。この違いが、バクタが細菌に対して特異的に作用し、ヒト細胞への影響を最小限に抑える理由です。
- スルファメトキサゾール:この成分は、細菌の葉酸合成経路の初期段階であるジヒドロ葉酸合成酵素の働きを阻害します。具体的には、パラアミノ安息香酸(PABA)という葉酸の前駆物質に構造が似ているため、酵素がPABAの代わりにスルファメトキサゾールを取り込んでしまい、葉酸合成が停止します。
- トリメトプリム:一方、トリメトプリムは、葉酸合成経路の後期段階で作用します。ジヒドロ葉酸還元酵素という酵素の働きを阻害し、ジヒドロ葉酸が活性型のテトラヒドロ葉酸に変換されるのを妨げます。これにより、最終的にDNAやRNAの合成に必要なテトラヒドロ葉酸が枯渇し、細菌の増殖が抑制されます。
これら二つの成分が同時に作用することで、葉酸合成経路の異なる二つのポイントをブロックし、単独で使用するよりもはるかに強力な抗菌効果を発揮します。これを「相乗効果」と呼び、細菌が薬剤耐性を獲得しにくくする利点も持ち合わせています。
広範な抗菌スペクトル
バクタは、グラム陽性菌およびグラム陰性菌の両方に効果を示し、非常に広い抗菌スペクトルを持っています。これにより、多種多様な細菌によって引き起こされる感染症に対応可能です。特に、一般的な細菌性感染症のほか、他の抗菌薬では効果が得られにくい特定の病原体にも有効であることが知られています。
その広範な作用は、世界中の医療現場で感染症治療の重要な選択肢の一つとして認識されています。
バクタの主な適応症:治療対象となる感染症
バクタは、その強力な抗菌作用と広いスペクトルにより、多岐にわたる細菌感染症の治療に用いられます。ここでは、代表的な適応症を詳しくご紹介します。
1. 尿路感染症
バクタの最も一般的な適応症の一つが、尿路感染症です。特に、大腸菌(Escherichia coli)などのグラム陰性菌が原因で起こる膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎に対して高い有効性を示します。日本の医療現場でも、尿路感染症の第一選択薬の一つとして広く使用されています。
2. 呼吸器感染症
バクタは、様々な呼吸器感染症の治療にも用いられます。
- 急性気管支炎:細菌感染による急性気管支炎に効果を発揮します。
- 肺炎:特に、免疫力の低下した患者さんに多いニューモシスチス肺炎(Pneumocystis pneumonia, PCP)の治療および予防に極めて重要な薬剤です。HIV感染症患者さんや、免疫抑制剤を使用している患者さんにとって、バクタはニューモシスチス肺炎から命を守るための不可欠な薬となっています。
- その他の細菌性肺炎:インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)やモラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)など、特定の細菌による肺炎にも有効です。
3. 消化器感染症
腸管内で増殖する細菌による消化器感染症にもバクタは効果的です。
- サルモネラ感染症:腸チフスやパラチフスなどのサルモネラ感染症の治療に用いられます。
- 志賀赤痢:赤痢菌(Shigella)による志賀赤痢の治療にも効果を発揮します。
- 旅行者下痢症:特定の地域への旅行中に発症する細菌性下痢症にも処方されることがあります。
4. 皮膚・軟部組織感染症
皮膚や皮下組織の細菌感染症、例えば蜂窩織炎、膿痂疹、毛嚢炎、おできなどにも効果があります。特に、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)など、一部の耐性菌による感染症に対しても有効な場合があります。
5. 中耳炎
小児に多い細菌性の急性中耳炎の治療にも用いられることがあります。特に、インフルエンザ菌や肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)など、原因菌がバクタに感受性がある場合に有効です。
6. その他の感染症
上記以外にも、細菌性髄膜炎(特定の病原体によるもの)、トキソプラズマ症の治療・予防など、様々な感染症に対して医師の判断のもとでバクタが処方されることがあります。ただし、これらの病気への使用は、専門的な診断と綿密なモニタリングを要します。
バクタは非常に効果的な薬剤ですが、全ての細菌感染症に有効というわけではありません。また、ウイルス感染症には効果がありません。適切な治療のためには、必ず医師の診断を受け、処方された通りに使用することが重要です。
バクタの用法・用量:正しい使い方と注意点
バクタは効果的な抗菌薬ですが、その効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを最小限に抑えるためには、医師の指示に従った正しい用法・用量の遵守が不可欠です。以下に一般的な情報と注意点を示しますが、必ず医師または薬剤師の指示に従ってください。
一般的な用法・用量
通常、成人には1回1錠(配合錠として、スルファメトキサゾール400mg、トリメトプリム80mg)、1日2回服用します。ただし、疾患の種類、重症度、年齢、体重、患者さんの状態によって用量は調整されます。例えば、ニューモシスチス肺炎の治療や予防においては、より高用量で長期間服用することがあります。
- 服用方法:通常、食後にコップ1杯程度の水またはぬるま湯で服用します。十分な量の水分と共に服用することで、腎臓への負担を軽減し、結晶尿の形成リスクを低下させることができます。
- 服用期間:感染症の種類や重症度によって異なりますが、一般的には数日から14日間程度です。ニューモシスチス肺炎の予防など、特定の目的では数ヶ月から年単位で服用を続けることもあります。
用量に関する特別な注意
- 腎機能障害のある患者さん:腎臓から排泄されるため、腎機能が低下している患者さんでは、体内に薬剤が蓄積しやすくなります。このため、医師は用量を減らしたり、服用間隔を延長したりすることがあります。必ず医師に腎機能の状態を伝えてください。
- 高齢者:高齢者では生理機能が低下していることが多いため、副作用が出やすくなることがあります。医師は用量や服用間隔を慎重に検討し、低用量から開始することもあります。
- 小児:小児への使用は、体重に基づいた用量が設定されます。小児科医の厳密な指示に従う必要があります。
服用上の重要な注意点
- 指示された期間、服用を続ける:症状が改善したと感じても、細菌を完全に排除し、再発や薬剤耐性菌の出現を防ぐために、医師が指示した全期間、服用を続けることが非常に重要です。自己判断で中断しないでください。
- 飲み忘れに気づいたら:飲み忘れた場合は、気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は服用せず、次の服用時間から通常通り服用してください。2回分を一度に服用することは絶対に避けてください。
- 十分な水分摂取:特に夏場など汗をかく時期や、発熱時などには、普段以上に水分を多めに摂取するよう心がけてください。これにより、薬剤が原因で腎臓に結晶ができにくくなります。
- 他の薬との併用:他の薬剤(市販薬、サプリメント、漢方薬を含む)を服用している場合は、必ず医師や薬剤師に伝えてください。バクタは、他の薬剤と相互作用を起こし、効果が増強されたり、副作用が強く出たりすることがあります。特に、血液をサラサラにする薬(ワルファリンなど)、糖尿病の薬、てんかんの薬(フェニトインなど)、免疫抑制剤(メトトレキサートなど)との併用には注意が必要です。
バクタは、医師の専門的な知識に基づいて処方されるべき薬剤です。自己判断での使用や、指示された用量・期間以外の使用は、効果の低下や予期せぬ副作用につながる可能性があります。常に医療専門家の指導に従い、安全に治療を進めてください。
バクタの副作用:知っておくべきリスクと対処法
どのような薬剤にも副作用のリスクは存在し、バクタも例外ではありません。ほとんどの副作用は軽度で一時的なものですが、中には重篤なものもあります。副作用について正しく理解し、異常を感じた際には速やかに医療機関に相談することが重要です。
比較的よく見られる副作用
これらの副作用は、服用開始後比較的早期に現れることがあり、ほとんどの場合は軽度です。
- 消化器症状:吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛などが報告されています。これらの症状は、服用を続けるうちに軽快することが多いですが、症状がひどい場合や長く続く場合は医師に相談してください。
- 皮膚症状:発疹、かゆみ、光線過敏症(日光に当たると皮膚が赤くなったり、水ぶくれができやすくなる)などが現れることがあります。特に発疹は比較的多く見られます。皮膚に異常を感じたら、日光を避け、速やかに医師に連絡してください。
- 倦怠感、頭痛:全身の倦怠感や頭痛を感じることがあります。
- 口内炎:口の中の粘膜に炎症が起こることがあります。
注意すべき、より重篤な副作用(頻度は低い)
これらの副作用は頻度は低いものの、重篤化する可能性があるため、注意が必要です。以下の症状が見られた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。
- 重篤な皮膚障害:
- スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)、中毒性表皮壊死融解症(TEN):高熱、眼や口のただれ、全身の発赤、水ぶくれ、皮膚の広範囲にわたる剥離など。非常にまれですが、命に関わる可能性がある重篤なアレルギー反応です。
- 薬剤性過敏症症候群(DIHS):発熱、リンパ節の腫れ、発疹、臓器障害(肝臓、腎臓など)などを伴う重篤なアレルギー反応。
- 血液障害:
- 再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少症など:貧血、のどの痛み、発熱、青あざができやすい、出血しやすいなどの症状が現れることがあります。定期的な血液検査でモニタリングされることがあります。
- 肝機能障害、黄疸:
- 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)、尿の色が濃くなるなどの症状。肝臓に負担がかかることで起こります。
- 腎機能障害:
- 尿量の減少、むくみ、倦怠感など。腎臓への負担により、機能が低下することがあります。まれに結晶尿が形成されることもあります。
- アナフィラキシーショック:
- じんましん、呼吸困難、血圧低下、意識障害など。薬剤に対する重篤なアレルギー反応です。
- 間質性肺炎:
- 発熱、咳、呼吸困難。特に高齢者でリスクが高まることがあります。
- 急性膵炎:
- 激しい上腹部痛、吐き気、嘔吐。
- 低血糖:
- 特に糖尿病の薬を服用している患者さんや、高齢者で注意が必要です。冷や汗、動悸、ふるえ、意識障害など。
- 高カリウム血症:
- 不整脈、倦怠感、筋力低下など。特に腎機能障害のある患者さんや、他のカリウム上昇作用のある薬剤を併用している場合に注意が必要です。
副作用を予防・早期発見するために
- 医師・薬剤師との連携:過去に薬でアレルギー反応を起こしたことがある場合、持病がある場合、現在服用中の薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に伝えてください。
- 服用中の体調変化に注意:服用中に体調の変化を感じたら、どんなに些細なことでも医師や薬剤師に相談してください。
- 定期的な検査:長期にわたって服用する場合や、高用量で服用する場合は、血液検査や肝機能・腎機能検査が定期的に行われることがあります。これは、副作用の早期発見と管理のために非常に重要です。
バクタは効果的な薬剤ですが、副作用のリスクを理解し、適切な対応をとることが、安全な治療には不可欠です。
バクタの使用上の注意・禁忌事項
バクタは強力な抗菌薬であり、その効果を安全に得るためには、使用上の注意点や、服用が禁じられているケース(禁忌)を十分に理解しておく必要があります。以下に示す情報を参考にし、常に医師や薬剤師の指示に従ってください。
使用上の注意
以下のいずれかに該当する方は、バクタの服用に関して特に注意が必要です。必ず事前に医師または薬剤師に相談してください。
- 薬剤アレルギーの既往歴がある方:サルファ剤やトリメトプリム、またはその類縁化合物でアレルギー反応を起こしたことがある方は、再度アレルギー症状が現れるリスクが高いため、服用は避けるべきです。
- 腎機能障害のある方:バクタは腎臓から排泄されるため、腎機能が著しく低下している患者さんでは、体内に薬剤が蓄積し、副作用のリスクが高まります。医師は腎機能の程度に応じて、用量を減量したり、服用間隔を調整したりします。
- 肝機能障害のある方:肝臓に重い障害がある患者さんでは、薬剤の代謝に影響が出て、副作用のリスクが高まることがあります。
- 血液疾患の既往歴がある方:血液中の成分(白血球、赤血球、血小板など)に異常がある、または以前に血液疾患を患ったことがある方は、血液障害の副作用が現れやすいことがあります。定期的な血液検査によるモニタリングが必要です。
- 葉酸欠乏状態の方:バクタは葉酸代謝を阻害するため、葉酸欠乏を伴う貧血(巨赤芽球性貧血など)の患者さんでは、貧血が悪化する可能性があります。
- G6PD欠損症(ブドウ糖-6-リン酸脱水素酵素欠損症)の方:溶血性貧血を起こすリスクがあるため、特別な注意が必要です。
- 高齢者:高齢者では生理機能が低下していることが多く、薬剤の代謝や排泄が遅れるため、副作用が発現しやすくなります。低用量から開始するなど、慎重な投与が求められます。
- 脱水状態の方:脱水状態では、腎臓への負担が増加し、結晶尿の形成リスクが高まります。服用中は十分な水分摂取を心がけてください。
他の薬剤との相互作用
バクタは他の薬剤と相互作用を起こすことがあります。現在服用している全ての薬剤(処方薬、市販薬、サプリメント、ハーブ製品など)を必ず医師や薬剤師に伝えてください。特に以下の薬剤との併用には注意が必要です。
- ワルファリン(血液凝固阻止剤):バクタがワルファリンの効果を増強し、出血のリスクを高める可能性があります。
- フェニトイン(てんかん治療薬):バクタがフェニトインの血中濃度を上昇させ、副作用のリスクを高める可能性があります。
- メトトレキサート(免疫抑制剤、抗がん剤):バクタがメトトレキサートの作用を増強し、骨髄抑制などの副作用のリスクを高める可能性があります。
- スルホニル尿素系血糖降下薬(糖尿病治療薬):バクタが血糖降下作用を増強し、低血糖を起こす可能性があります。
- 利尿薬(特にサイアザイド系):高カリウム血症のリスクを高める可能性があります。
- ACE阻害薬、ARB(高血圧治療薬):高カリウム血症のリスクを高める可能性があります。
禁忌事項(服用してはいけないケース)
以下に該当する方は、バクタを服用してはいけません。
- スルファ剤またはトリメトプリムに対し、過敏症の既往歴のある患者:過去にこれらの成分で重篤なアレルギー反応を起こしたことがある場合。
- 重篤な肝機能障害のある患者:薬剤の代謝・排泄が著しく障害されるため。
- 血液障害またはその既往歴のある患者:重篤な血液疾患(再生不良性貧血、溶血性貧血など)を患っている場合、または過去に発症したことがある場合。
- グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)欠損症の患者:溶血性貧血のリスクがあるため。
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性:胎児への影響が懸念されるため。
- 生後3カ月未満の乳児:黄疸を悪化させる可能性があるため。
- ポルフィリン症の患者:症状を悪化させる可能性があるため。
これらの情報に加え、医師や薬剤師は患者さんの個別の状況を考慮して、バクタの処方や使用に関する最終的な判断を行います。疑問や不安がある場合は、遠慮なく医療専門家に相談してください。
バクタの特性一覧
バクタの主要な特性を以下の表にまとめました。この表は一般的な情報であり、個々の患者さんの状態によって適用が異なる場合があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | バクタ配合錠(Bactrim Co-trimoxazole Tablet) |
| 一般名(主成分) | スルファメトキサゾール(Sulfamethoxazole)、トリメトプリム(Trimethoprim) |
| 剤形 | 経口錠剤(配合錠) |
| 作用機序 | 葉酸合成経路の異なる2段階を阻害する相乗作用により、細菌の増殖を抑制 |
| 抗菌スペクトル | グラム陽性菌、グラム陰性菌、一部の原虫(例:ニューモシスチス・イロベチー)に広範囲に有効 |
| 主な適応症 |
|
| 用法・用量 | 通常、成人1回1錠、1日2回(疾患、年齢、状態により異なる) |
| 主な副作用 | 吐き気、嘔吐、下痢、発疹、光線過敏症、肝機能障害、血液障害など |
| 禁忌 |
|
| 貯法 | 室温保存、湿気を避け、小児の手の届かない場所に保管 |
この表は、バクタに関する基本的な情報を網羅していますが、個別の健康状態や併用薬によっては、記載されている情報と異なる注意が必要となる場合があります。必ず医師や薬剤師にご相談ください。
よくある質問 (FAQ)
バクタに関して、患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。これは一般的な情報であり、個別の状況については医療専門家にご相談ください。
Q1: バクタはどのような種類の感染症に効果がありますか?
A1: バクタは、スルファメトキサゾールとトリメトプリムという二つの抗菌成分の相乗効果により、非常に幅広い種類の細菌に有効です。特に、尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎など)、呼吸器感染症(特にニューモシスチス肺炎の治療・予防、急性気管支炎など)、消化器感染症(サルモネラ感染症、志賀赤痢など)、皮膚・軟部組織感染症、中耳炎などに効果があります。ウイルス感染症には効果がありません。
Q2: 症状が良くなったら、薬の服用を止めても良いですか?
A2: いいえ、症状が改善したと感じても、自己判断で服用を中止しないでください。感染の原因となっている細菌を完全に排除し、再発や薬剤耐性菌の出現を防ぐためには、医師が指示した全期間、服用を続けることが非常に重要です。途中で服用を止めると、残った細菌が再び増殖したり、薬が効かない耐性菌になってしまうリスクがあります。
Q3: 飲み忘れてしまった場合はどうすれば良いですか?
A3: 飲み忘れたことに気づいた場合は、できるだけ早く1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は服用せず、次の服用時間から通常通り服用してください。決して2回分を一度に服用しないでください。飲み忘れが頻繁に起こる場合は、医師や薬剤師に相談して対策を検討しましょう。
Q4: バクタを服用する際に、何か特別な食事制限はありますか?
A4: バクタの服用中に、特定の食品を完全に避けるべきという厳格な食事制限は通常ありません。ただし、服用中は十分に水分を摂取することが推奨されます。これにより、腎臓への負担を軽減し、結晶尿の形成リスクを低下させることができます。アルコールの摂取は、薬の代謝に影響を与えたり、胃腸の副作用を悪化させたりする可能性があるので、控えることが望ましいです。ご自身の体質や持病に応じて、医師や薬剤師に個別に相談してください。
Q5: 子供にバクタを服用させても大丈夫ですか?
A5: バクタは小児にも処方されることがあります。ただし、生後3カ月未満の乳児への投与は禁忌とされています。小児への投与量は、体重に基づいて慎重に調整されます。必ず小児科医の指示に従い、正確な用量を守って服用させてください。疑問がある場合は、必ず小児科医や薬剤師に確認してください。
Q6: バクタを服用中に日光に当たっても大丈夫ですか?
A6: バクタの副作用として、光線過敏症(日光に当たると皮膚が赤くなったり、水ぶくれができやすくなる)が報告されています。そのため、服用中は、できるだけ直射日光を避け、外出時には長袖を着用したり、日焼け止めを使用するなど、紫外線対策をしっかり行うことをお勧めします。皮膚に異常を感じたら、速やかに医師に連絡してください。
Q7: バクタと他の薬を一緒に服用しても問題ありませんか?
A7: バクタは他の薬剤と相互作用を起こすことがあります。特に、血液をサラサラにする薬(ワルファリンなど)、糖尿病の薬、てんかんの薬(フェニトインなど)、免疫抑制剤(メトトレキサートなど)との併用には注意が必要です。現在服用している全ての薬(市販薬、サプリメント、ハーブ製品を含む)を必ず医師や薬剤師に伝えてください。これにより、予期せぬ副作用や薬の効果の低下を防ぐことができます。
Q8: 妊娠中や授乳中にバクタを服用しても安全ですか?
A8: 妊娠中の女性へのバクタの投与は、胎児への影響が懸念されるため禁忌とされています。また、授乳中の女性についても、母乳中に成分が移行し、乳児に影響を与える可能性があるため、服用中は授乳を避けるか、医師と相談して慎重に判断する必要があります。妊娠中または授乳中、あるいはその可能性がある場合は、必ず医師にその旨を伝えてください。
Q9: バクタを服用中に体調の変化があった場合、どうすれば良いですか?
A9: バクタの服用中に、いつもと違う体調の変化や気になる症状(特に高熱、皮膚の広範囲にわたる発疹や水ぶくれ、激しい下痢、異常な倦怠感、黄疸など)が現れた場合は、すぐに服用を中止し、速やかに医師または薬剤師に連絡して指示を仰いでください。重篤な副作用の可能性も考慮し、迅速な対応が重要です。
これらのFAQは一般的な情報提供を目的としています。個々の状況や健康状態に応じた具体的なアドバイスは、必ず医療機関の医師や薬剤師にご相談ください。

